ニュース速報
ビジネス

日経平均は4日続落、一時600円超安 株高後の調整継続

2026年02月17日(火)16時02分

 2月17日、東京株式市場で日経平均は4日続落し、前営業日比239円92銭安の5万6566円49銭で取引を終えた。写真は東京証券取引所。2024年12月撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Hiroko ‌Hamada

[東京 17日 ロイター] - 東京株式市‌場で日経平均は4日続落し、前営業日比239円​92銭安の5万6566円49銭で取引を終えた。短期的な過熱感を冷ます調整が続き、指数寄与⁠度の大きい銘柄や主力株​を中心に売りが出た。日経平均は一時600円超安となる場面があったが、その後はもみ合いとなった。決算発表が一巡する中、材料難で手掛けにくさも意識された。

日経平均は前営業日比12円高と小幅反発してスタートしたがすぐに⁠マイナス圏に沈み、下げ幅を広げた。指数寄与度の大きい銘柄が軟調で、後場序盤には671円安の5万6135円12銭まで下げた。⁠ただ、​次第に下げ幅を縮小し、後場終盤にかけては5万6300円台を軸にもみ合いが続いた。

新規材料が少なくなっているほか、今晩の連休明けの米市場をにらみ、手掛けにくさもあるとの指摘があった。

三菱UFJアセットマネジメントのエグゼクティブ・ファンド・マネージャー・石金淳氏は「基本的には前週の株高の過熱感を⁠冷ます調整局面で、長期でみた株価の上昇トレンドは‌変わっていないのではないか」と話した。ただ、足元では人工知能(AI)⁠の負の⁠側面が意識され始めているとして、「AIが仕事を代替するとの懸念でソフトウェアやコンサル株は相対的に売られやすい」(石金氏)という。

TOPIXは0.68%安の3761.55ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.68%安の1938.26ポイントだった‌。プライム市場の売買代金は6兆3092億9900万円だった。東証33業​種では‌、繊維製品、ガラス・土⁠石製品、石油・石炭製品など16​業種が値上がり。銀行、情報・通信、サービスなど17業種は値下がりした。

新興株式市場では、東証グロース市場250指数が0.38%安の739.93ポイントと小幅に反落した。

個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが5%超安で、日経平均を186円ほど押し下げた‌ほか、アドバンテストも下落。野村総合研究所、富士通が軟調だった。

一方、TDKや東京エレクトロンは買われた。双日は上​場来高値を更新。主力のトヨタ自動車は⁠上昇、ファーストリテイリングは小幅高だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり677銘柄(42%)に対し、値下がりが865銘柄(54%)、変わらずが55銘柄(3%)だっ​た。

  終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 56566.49 -239.92 56819.37  56,135.12

─56,926.24

 

TOPIX 3761.55 -25.83 3781.43  3,746.33─

3,794.94 

プライム市場指数 1938.26 -13.36 1948.73  1,930.60─

1,955.42 

スタンダード市場指数 1707.74 +2.88 1704.27  1,700.06─

1,712.85 

グロース市場指数 970.16 -0.26 970.24  962.34─97

8.67 

グロース250指数 739.93 -2.79 742.25  733.54─74

7.40 

東証出来高(万株) 227457 東証売買代金(億 63092.99  

円)

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

北海ブレント先物が下落、米イラン協議控え供給リスク

ビジネス

印インフォシス、10─12月期AI事業シェア5.5

ビジネス

再送豪BHP、上半期利益が22%増 銅・鉄鉱石など

ビジネス

日本車やドイツ車など、中国経由でロシアに流入 制裁
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したスーツドレスの「開放的すぎる」着こなしとは?
  • 3
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 8
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 9
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 10
    アメリカが警告を発する「チクングニアウイルス」と…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中