日経平均は3日続落、決算一巡で手掛かり難
2月16日、東京株式市場で日経平均は3日続落し、前営業日比135円56銭安の5万6806円41銭で取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2026年 ロイター/Issei Kato)
Mayu Sakoda
[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落し、前営業日比135円56銭安の5万6806円41銭で取引を終えた。企業の決算発表が一巡し、手掛かり材料に欠ける中、相場に明確な方向性はみられなかった。前週末の決算発表を受けた個別物色は活発だった。
日経平均は271円高で寄り付き、わずかに上値を伸ばした後マイナス圏に転落し、前場終盤に193円安の5万6748円18銭の安値を付けた。後場はプラス圏とマイナス圏を行き来する値動きとなった。今夜の米国市場が休場となり様子見ムードが広がる中、為替のドル安/円高が上値を抑制した。
主力株では、ファーストリテイリングが3%超安、東京エレクトロンが1%超安となった。半面、ソフトバンクグループは6%超高、ファナック、リクルートホールディングスは3%超高としっかりだった。
市場では「投資家の関心は高市政権が進める責任ある積極財政、予算成立の行方ではあるものの、現時点では見極めが難しく、ポジションを一方向に傾けづらい」(三井住友信託銀行の瀬良礼子シニアマーケットストラテジストは)との声が聞かれた。
市場では、内閣府が朝方発表した2025年10─12月期の国内総生産(GDP)が投資家心理の重しとなったとの見方もあった。速報値は、物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)が前期比0.1%増と、2四半期ぶりのプラス成長となった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前期比プラス0.4%、年率プラス1.6%で、結果は予想を下回った。
TOPIXは0.82%安の3787.38ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.82%安の1951.62ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆2376億7000万円だった。東証33業種では、値下がりはゴム製品、銀行、精密機器、卸売、輸送用機器など21業種、値上がりは鉄鋼、情報・通信、鉱業など12業種だった。
決算銘柄ではニトリホールディングスが9%超高、クレディセゾン、荏原製作所が6─7%超高だった。オリンパスは12%超安。取引時間中に決算を発表したブリヂストンは今期見通しが市場予想を下回り、6%超安となった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.8%高の742.72ポイントと反発した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが805銘柄(50%)、値下がりは742銘柄(46%)、変わらずは50銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 56806.41 -135.56 57212.97 56,748.18─57,2
19.20
TOPIX 3787.38 -31.47 3824.12 3,784.53─3,828
.34
プライム市場指数 1951.62 -16.21 1969.57 1,950.17─1,971
.90
スタンダード市場指数 1704.86 +17.61 1693.82 1,693.58─1,705
.66
グロース市場指数 970.42 +23.42 951.39 950.58─970.42
グロース250指数 742.72 +20.24 726.25 725.83─742.72
東証出来高(万株) 247048 東証売買代金(億円) 72376.70
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