ニュース速報
ビジネス

CBS報道部門トップが辞任、トランプ政権への対応で親会社と溝か

2025年05月20日(火)08時58分

米CBSテレビの報道部門、CBSニュースのウェンディ・マクマホン最高経営責任者(CEO、写真)が5月19日辞任した。2023年10月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[19日 ロイター] - 米CBSテレビの報道部門、CBSニュースのウェンディ・マクマホン最高経営責任者(CEO)が19日辞任した。ロイターが確認したマクマホン氏のスタッフ宛てメモには、親会社パラマウント・グローバルと「同じ路線を歩けなくなったことがはっきりした。組織のためには新しい指導体制で前進する時が来た」と記されている。

スカイダンス・メディアとの合併に向けて連邦通信委員会(FCC)の承認を必要とする立場のパラマウントは今年4月、トランプ大統領がCBSに対して起こした訴訟について和解に向けた協議に入った。こうした動きが、マクマホン氏の辞任につながった可能性がある。

トランプ氏は昨年10月、CBSが看板番組「60ミニッツ」で大統領選の民主党候補だったハリス前副大統領に対するインタビューを放映した際、ハリス氏に有利となるよう編集したなどとして100億ドルの賠償を求める訴訟を提起。今年2月には請求額を200億ドルに引き上げていた。

先月には、長年にわたって60ミニッツの政策責任者を務めてきたビル・オーウェンス氏が、編集権の独立性への懸念から辞任。その直後、60ミニッツの記者が「パラマウントはわれわれのコンテンツを新たな方法で監督し始めた」と述べ、オーウェンス氏は誠実なジャーナリズムにとって不可欠な独立性を失ったと感じたと明かした。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米自動車関連団体、政権に中国メーカー参入阻止を要請

ワールド

イスラエル外相、迎撃ミサイル不足を否定

ワールド

NATO、イラン問題で支援しなければ「悪い未来」と

ワールド

イスラエル首相、イランで死亡説拡散 動画公開し否定
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目のやり場に困る」衣装...「これはオシャレなの?」
  • 3
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングアップは「2セット」でいいのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 6
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 7
    ぜんぜん身体を隠せてない! 米セレブ、「細いロープ…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中