豪ウッドサイド、第1四半期売上高が予想超え 株価上昇

4月23日、 豪石油・ガス大手ウッドサイド・エナジーが発表した第1・四半期決算は、売上高が前年同期の29億5000万ドルから33億2000万ドルに増加し、ビジブル・アルファがまとめた予想コンセンサスの27億9000万ドルを上回った。写真はパースの同本社で19日撮影(2025年 ロイター/Christine Chen)
[23日 ロイター] - 豪石油・ガス大手ウッドサイド・エナジーが23日発表した第1・四半期決算は、売上高が前年同期の29億5000万ドルから33億2000万ドルに増加し、ビジブル・アルファがまとめた予想コンセンサスの27億9000万ドルを上回った。これを受け、株価は一時4%近く上昇した。
セネガルのサンゴマール事業が2024年7月に操業を開始したことと、ガス集積地での取引に連動した価格の好調が売り上げを押し上げた。
第1・四半期の平均実勢価格は原油換算で前年同期比より3%高い1バレル当たり65ドル。生産量は前年同期の4490万バレルから4910万バレルに増えた。
2025年の生産量と設備投資見通しは据え置いた。
同社は4月、米ルイジアナ州にある液化天然ガス(LNG)プラントの権益40%を米国のインフラ投資会社ストーンピークに57億ドルで売却することで合意した。最近のトランプ政権による関税措置の発表が同プラントの事業に与える影響については評価中だと付け加えた。