[ジャカルタ 11日 ロイター] - インドネシア自動車工業会(ガイキンド)が11日発表した2月自動車販売台数は前年比2.2%増の7万2295台だった。前年比でプラスを記録したのは2023年6月以来1年8カ月ぶり。

同国の自動車販売は消費者の購買力の弱さや、政治情勢に伴う買い控えの動きなどが逆風になってきた。

しかしガイキンドのヨンキー・D・スギアルト共同会長は、電気自動車(EV)で手頃な価格の車種が増えたことに景気改善が伴って、販売が伸びていると指摘した。

近年は政府のEVメーカー向け投資優遇措置の効果で、幾つかの中国のEVブランドが進出を果たし、2月の販売ではBYD(比亜迪)や奇瑞汽車の前年比伸び率が過去最高を記録した。

昨年6月にインドネシアで販売を始めたBYDが、昨年11月時点で同国のEV販売におけるシェアが36%前後に達している。

ただインドネシアの自動車市場全体では、トヨタ自動車やダイハツ、ホンダ、三菱自動車といった日本メーカーがなお優勢だ。

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