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米メタの「スレッズ」、来年初に広告導入=報道

2024年11月14日(木)12時16分

 11月13日、フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは、来年の早い時期に短文投稿アプリ「Threads(スレッズ)」に広告を導入する計画だ。写真はスレッズのロゴ。ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで昨年7月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)

[13日 ロイター] - フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは、来年の早い時期に短文投稿アプリ「Threads(スレッズ)」に広告を導入する計画だ。IT専門メディア「ジ・インフォメーション」が計画を直接知る関係者3人の話として報じた。

メタは米実業家イーロン・マスク氏が買収したX(旧ツイッター)に対抗すべく、昨年7月にスレッズを立ち上げた。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は先月、スレッズの月間アクティブユーザー数が2億7500万人に達したと明かしており、利用者数は急速に伸びている。

報道によると、スレッズは来年1月から少数の広告主が広告を制作・掲載できるようにする計画で、写真共有アプリ「インスタグラム」の広告部門の1チームがこの取り組みを主導する。

スーザン・リー最高財務責任者(CFO)は10月の決算発表後の電話会議でスレッズについて、2025年売上高の重要なけん引役になるとは見ていないとの見解を示すとともに、機能の充実を図る方針を示した。

取材に対し同社広報担当は電子メールで「消費者価値を高めることを第一に考えているため、現在スレッズには広告や収益化機能はない」と回答した。

ロイター
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