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米サウスウエスト航空、来年4月アトランタ減便へ 配置換えも

2024年09月26日(木)13時40分

米格安航空会社(LCC)大手サウスウエスト航空の従業員が加入する労働組合は25日、同社が来年ジョージア州アトランタ発着便の減便を計画しており、一部の従業員に影響が及ぶと明らかにした。資料写真、2月(2024年 ロイター/Mike Blake)

[25日 ロイター] - 米格安航空会社(LCC)大手サウスウエスト航空の従業員が加入する労働組合は25日、同社が来年ジョージア州アトランタ発着便の減便を計画しており、一部の従業員に影響が及ぶと明らかにした。

労働組合の1つ、サウスウエスト航空パイロット協会(SWAPA)によると、減便は来年4月開始で、18のゲート数は11に減らす見通しだ。

また、全米運輸労働者組合(TWU)支部で同社客室乗務員が加盟する「TWUローカル556」は、組合員の雇用は維持されるが、約200人は配置換えを求められると指摘した。同社のアトランタ拠点は営業を継続するという。

同社は声明を発表し、「顧客の需要に応え、保有機材を最大限活用して収益機会を最大限に引き出すため路線網の最適化を継続する」と説明した。

今回の事業再編計画は、同社が年次および現四半期の業績予想を更新すると見込まれている投資家向け説明会の前に明らかにされた。

西部テキサス州ダラスに拠点を置く同社は、アクティビスト(物言う投資家)として知られるエリオット・インベストメント・マネジメントから経営陣刷新の圧力を受けている。エリオットは主要労組の1つに同社のロバート・ジョーダン最高経営責任者(CEO)を交代させたいと伝えたと報じられている。

ロイター
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