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テスラ車、中国政府の調達対象に 同社初=地元メディア

2024年07月04日(木)18時34分

中国の江蘇省政府は公用車として購入できる新エネルギー車のリストに米テスラの人気車種「モデルY」を掲載した。写真は2021年1月、北京のショールームで撮影した「モデルY」(2024年 ロイター/Tingshu Wang)

[上海 4日 ロイター] - 中国の江蘇省政府は公用車として購入できる新エネルギー車のリストに米テスラの人気車種「モデルY」を掲載した。

テスラ車が政府調達の対象となったのは初めてという。中国の政府系メディア「澎湃」が4日報じた。

政府調達の対象リストに掲載されたのは、テスラの上海工場で製造されたモデルYとボルボ・カーの「XC40」以外、全て中国ブランドの新エネルギー車。ボルボ・カーは中国の浙江吉利控股集団の傘下にある。

江蘇省政府が何台のモデルYを購入できるかは不明。

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は4月下旬、中国を訪問し李強首相と会談しており、これが功を奏したとみられる。

米中関係は緊張しているが、中国政府はテスラへの支援を強化している。同社は今年、中国にデータ・トレーニング・センターを建設し、高度な運転支援機能「フルセルフドライビング(FSD)」ソフトウエアを展開することを計画している。

ロイター
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