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日生、国内VCやスタートアップ向けファンド新設へ 数百億円規模

2023年12月25日(月)10時49分

 12月25日、日本生命保険は25日、国内のベンチャーキャピタル(VC)やスタートアップ企業向けファンドの新設を検討していると発表した。写真は2019年2月、東京で撮影(2023年 ロイター/Hideyuki Sano)

Miho Uranaka

[東京 25日 ロイター] - 日本生命保険は25日、国内のベンチャーキャピタル(VC)やスタートアップ企業向けファンドの新設を検討していると発表した。規模は数百億円程度を予定している。

ファンドの総額など詳細は決定次第公表する。VC向けファンドでは、新興VCの発掘のほか、ヘルスケアなど生命保険事業との高いシナジーが見込める特定テーマに特化したVCへの投資も積極的に検討する。スタートアップへの投資においては、グループとの事業シナジーも追求する。個別投資については、保険事業の高度化に資する先端技術を有するような企業への投資も検討する。

政府が13日に取りまとめた「資産運用立国実現プラン」には、スタートアップ企業への成長資金の供給促進や、新興の運用業者を育成するため、金融機関が積極的な活用を行う「新興運用業者促進プログラム(日本版EMP)」の策定などが盛り込まれている。

ロイター
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