ニュース速報
ビジネス

米メディア大手ワーナー、パラマウントと合併交渉=関係筋

2023年12月21日(木)09時06分

 12月20日、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデービッド・ザスラブ最高経営責任者(CEO)は、パラマウント・グローバルのボブ・バキッシュCEOと会談し、合併の可能性について協議した。写真はパラマウントのロゴ。2022年1月撮影のイメージ写真(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[20日 ロイター] - 米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデービッド・ザスラブ最高経営責任者(CEO)は、パラマウント・グローバルのボブ・バキッシュCEOと会談し、合併の可能性について協議した。関係筋が20日にロイターに明らかにした。

両者の交渉についてはニュースサイトのアクシオスが複数の関係筋情報として最初に報じた。

ザスラブ氏は、シャリ・レッドストーン氏とも合併の可能性について協議したという。同氏率いるナショナル・アミューズメントはパラマウントのクラスA議決権株式の77%を握っている。

関係筋によると、ワーナー・ブラザーズはパラマウント・グローバルを買収するのか、もしくはその親会社ナショナル・アミューズメントを買収するのか不明という。アクシオスによると両方の選択肢が検討されている。

ワーナー・ブラザーズとパラマウントはロイターのコメントの要請に現時点で応じていない。

アクシオスによると、ワーナー・ブラザーズとパラマウントの協議は初期段階であり、まとまらない可能性もあるという。

昨年4月に米通信大手AT&Tから分離したメディア大手ワーナーメディアとディスカバリーが合併して誕生したワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、ディスカバリー・チャンネルや映画のワーナー・ブラザース、CNNやドラマ局のHBOなどを傘下に抱える。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

国債先物は続落、長期金利約12年半ぶり高水準1.0

ビジネス

中国国有銀が人民元を下支え、スワップ取引活用=関係

ビジネス

上昇続く長期金利、「常態」とは判断できず=安達日銀

ワールド

台湾議会の権限強化法案、頼政権は再審議要求へ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
2024年6月 4日号(5/28発売)

強硬派・ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    中国海軍「ドローン専用空母」が革命的すぎる...ゲームチェンジャーに?

  • 2

    メキシコに巨大な「緑の渦」が出現、その正体は?

  • 3

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 4

    ハイマースに次ぐウクライナ軍の強い味方、長射程で…

  • 5

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 6

    プーチンの天然ガス戦略が裏目で売り先が枯渇! 欧…

  • 7

    汎用AIが特化型モデルを不要に=サム・アルトマン氏…

  • 8

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 9

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃…

  • 10

    「天国に一番近い島」で起きた暴動、フランスがニュ…

  • 1

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発」で吹き飛ばされる...ウクライナが動画を公開

  • 2

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 3

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃がのろけた「結婚の決め手」とは

  • 4

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 5

    中国海軍「ドローン専用空母」が革命的すぎる...ゲー…

  • 6

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」.…

  • 7

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 8

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 9

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレ…

  • 10

    少子化が深刻化しているのは、もしかしてこれも理由?

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 4

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 5

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 6

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 7

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 8

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 9

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 10

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中