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米テスラが南米チリで登記手続き、幹部職で求人も

2023年11月10日(金)12時35分

米電気自動車(EV)大手テスラが南米市場に参入するためチリで登記手続きを行ったことが分かった。新規事業立ち上げに向けて幹部職の求人も行っている。テスラが南米市場に直接参入するのはチリが初めて。写真は米カリフォルニアにある同社施設。1日撮影(2023年 ロイター/Mike Blake)

[サンティアゴ 9日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラが南米市場に参入するためチリで登記手続きを行ったことが分かった。新規事業立ち上げに向けて幹部職の求人も行っている。テスラが南米市場に直接参入するのはチリが初めて。

9月28日の官報で登記を行ったことが公表された。事業内容には「特にEVなどの車両の輸出入、製造、マーケティング、流通と販売」のほか、エネルギーや電力の生成と供給が含まれている。

またリンクトインへの投稿によると、テスラは数日前からゼネラルマネージャー、セールスアドバイザー、サービス技術者などの職種で求人も開始した。

チリはリチウムの埋蔵量が世界最大級で、政府は先にリチウム供給を国家管理する計画を発表した。

中国のEV大手比亜迪(BYD)は今年に入って、チリに2億9000万ドル規模のバッテリー工場を建設すると発表している。

ロイター
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