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旧ツイッター名称変更で広告掲載「様子見」に=WPP
8月4日、広告代理店世界最大手WPPのマーク・リード最高経営責任者(写真)は、米実業家イーロン・マスク氏が旧ツイッターのブランド名を「X」に変更したことを受け、マスク氏の今後の経営方針が見えてくるまでサイト上の広告掲載を「様子見する」動きが広がっていると明らかにした。ロンドンで2019年7月撮影(2023年 ロイター/Toby Melville)
[ロンドン 4日 ロイター] - 広告代理店世界最大手WPPのマーク・リード最高経営責任者(CEO)は4日、米実業家イーロン・マスク氏が旧ツイッターのブランド名を「X」に変更したことを受け、マスク氏の今後の経営方針が見えてくるまでサイト上の広告掲載を「様子見する」動きが広がっていると明らかにした。
マスク氏が昨年10月に旧ツイッター社を買収した後、数千人のレイオフや緩い投稿監視に対する批判、不適切なコンテンツの横に自社の広告が掲載されるのを避ける目的の広告取りやめなど混沌状態となった。マスク氏は先月、広告収入が半減したと明らかにしている。
リード氏はロイターに、人々は(ツイッターの)名称変更に「少し驚いており、顧客はこのサイトの今後の行方や将来的なあり方が読めていない。一部の利用はそろそろと戻っているが、全体には様子見といえる状況だ」と述べた。