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仏産シャンパン、今年は国内外で販売減へ コロナ明けの熱気冷める

2023年07月20日(木)10時15分

仏ワイン業界団体のシャンパーニュ委員会は19日、今年のシャンパン販売と輸出が減少するとの予想を示した。写真は、シャンパーニュのブドウ畑の紅葉風景。2022年11月2日に撮影。(2023年 ロイター/Pascal Rossignol)

[パリ 19日 ロイター] - 仏ワイン業界団体のシャンパーニュ委員会は19日、今年のシャンパン販売と輸出が減少するとの予想を示した。インフレに加え、新型コロナウイルス禍後の記録的な販売ペースから通常に戻るためという。

声明によると、今年の販売は3億1400万本前後と、昨年の3億2600万本を下回る見通し。

上半期の出荷量は前年比4.7%減の1億2580万本。輸出は3.7%減の7770万本で、国内向けは6.3%減の4810万本だった。

委員会の広報担当者は「フランス国内での出荷減少はインフレが原因。輸出については、上半期に大幅に伸びた昨年との比較になるため、判断が難しい。むしろ、コロナ明けのパーティームードが終わり、より通常のペースに戻ってきたとみている」と述べた。

また、今後3年の販売は平均3億1500万本の水準で推移するとみられていると述べた。

ロイター
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