[ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省が27日発表した5月の耐久財受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比0.7%増加と市場予想(横ばい)に反して増加した。

ただ、4月分は1.3%増から0.6%増に下方改定。借り入れコストの上昇と経済の先行き不透明感から、企業が新規設備投資に引き続き慎重なことが示唆された。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフエコノミスト、ルベーラ・ファルーキ氏は「借り入れコストの上昇だけでなく需要の軟化や信用状況が一段と引き締まる可能性など企業が直面している課題を考慮すると、見通しにはいくつかの顕著な下方リスクがある」と述べた。

電気機器、家電製品、部品の受注は1.7%増加。コンピューターと電子製品の受注は0.3%増加した。機械の受注は1.0%増加した。

国内総生産(GDP)で設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は0.2%増加。4月は0.4%増だった。

耐久財受注は1.7%増。4月は1.2%増だった。輸送用機器が3.9%増。前月は4.8%増だった。自動車が2.2%増加。4月は横ばいだった。

変動が大きい民間航空機・同部品は32.5%急増。4月は2.0%減だった。米航空機大手ボーイングのウェブサイトによると、5月の航空機受注は69機。4月は34機だった。

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