ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは140円台、半年ぶり高値後は上昇一服

2023年05月29日(月)15時17分

 5月29日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の140円半ばとなった。写真は米ドル紙幣。昨年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の140円半ばとなった。米債務協議の合意を好感し、一時140.91円まで上昇して半年ぶり高値したが、きょうは英米が休場のため取引が伸びず、その後は利益確定売りに押された。

週明けのドルは朝方の140円半ばからじり高。昨年11月23日以来となる141円乗せが目前に迫ったが、仲値にかけて売りが強まり、正午前には140円前半まで反落した。

きょうは実質的な月内最終売買日にあたり、国内輸出企業の売りが出たほか、久々の高値圏とあって利益確定の売りも加わったという。

バイデン米大統領は28日、債務上限を凍結する案について共和党のマッカーシー下院議長と最終合意し、議会での採決に進める用意が整ったと明らかにした。市場では「不透明感の払しょくにつながり、米国の利上げ期待を強める効果もある」(外銀)との声が出ていた。

東京株式市場では、日経平均が一時600円超上昇し、1990年7月以来33年ぶり高値を再び更新した。外為市場では、日本株投資を積極化させる海外勢が為替変動リスクを排除するため、円を売り建てる動きが出ているとの指摘が増えている。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 140.32/34 1.0735/39 150.65/69

午前9時現在 140.87/89 1.0720/24 150.03/07

NY午後5時 140.62/65 1.0724/26 150.83/87

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、ハンガリー首相と会談 対ロ原油制裁「適

ワールド

DNA二重らせんの発見者、ジェームズ・ワトソン氏死

ワールド

米英、シリア暫定大統領への制裁解除 10日にトラン

ワールド

米、EUの凍結ロシア資産活用計画を全面支持=関係筋
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2人の若者...最悪の勘違いと、残酷すぎた結末
  • 3
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統領にキスを迫る男性を捉えた「衝撃映像」に広がる波紋
  • 4
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 7
    長時間フライトでこれは地獄...前に座る女性の「あり…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    「これは困るよ...」結婚式当日にフォトグラファーの…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 7
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中