[ニューヨーク 30日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが弱含んだ。ドイツの消費者物価指数(CPI)や銀行セクターへの懸念後退を受け、ドルは対ユーロで1週間ぶりの安値を付けた。

ドイツ連邦統計庁が30日発表した3月のCPI速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比7.8%上昇となった。エネルギー価格の下落を背景に伸びは大幅に鈍化したものの、市場予想(7.5%増)を上回った。

CIBCキャピタルマーケッツ(トロント)で北米FX戦略責任者を務めるビパン・ライ氏は「欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備理事会(FRB)の間に乖離が生じ、ドルの重しになりそうだ。(欧州のインフレデータは)ECBにはまだやるべきことがあると示唆しており、それが今後、ECBとFRBの間の政策金利差を縮める可能性がある」と述べた。

ユーロは0.55%高の1.09035ドルと、3月23日以来の高値を付けた。年初来では2%近く上昇している。

ドル指数は0.468%安の102.16となった。

英ポンドは0.58%高。3月月間では3%近く上昇する基調にある。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは約1.6%下落し2万7913ドル。序盤には2万9170ドルと、約1週間ぶり高値を付ける場面があった。

ドル/円 NY終値 132.65/132.66

始値 132.56

高値 132.96

安値 132.33

ユーロ/ドル NY終値 1.0901/1.0905

始値 1.0877

高値 1.0926

安値 1.0873

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