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前場の日経平均は続伸 緩和修正思惑が後退、輸出株など堅調

2023年02月06日(月)12時14分

 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比292円51銭高の2万7801円97銭と、4日続伸した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 6日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比292円51銭高の2万7801円97銭と、4日続伸した。日銀次期総裁に関する報道があり、緩和修正への過度な警戒感が後退した。堅調な米雇用統計を受けて為替はドル高/円安となっていたが、きょうの東京市場で一段と円安が進み、輸出関連株を中心に買いが入った。日経平均の上げ幅は一時、300円を超える場面もあり、堅調な展開となった。

日経平均は寄り付きから255円高と買いが先行した。寄り付き後も上げ幅を拡大し、一時、2万7821円22銭の高値を付けた。買い一巡後はやや伸び悩む展開が続いたが、前引けにかけては再び2万7800円台を回復。円安進行に加え、好決算企業への買いも日経平均を押し上げた。一方、前週末の米国市場でナスダック総合が下落したことから、半導体関連の一角は売られた。

日本経済新聞(電子版)が6日未明に、政府が日銀の次期総裁に雨宮正佳副総裁を打診していると報道し、ひとまずは現状の金融政策が維持されるとの思惑から「市場は好感した」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー)との受け止めが聞かれた。

後場にかけては一段高になる可能性もあるといい、「2万8000円も視野に入ってくるだろう」(浪岡氏)という。

TOPIXは0.61%高の1982.28ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5927億3100万円だった。東証33業種では、卸売業や不動産業など31業種が値上がり。一方、銀行業や保険業は値下がりした。

個別では、好決算を手掛かりに三菱商事が買われた。また、三菱自動車工業やマツダなど、輸出関連は堅調に推移した。一方、今週に決算を控える東京エレクトロンは1.68%安と軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1246銘柄(67%)、値下がりが517銘柄(28%)、変わらずが73銘柄(3%)だった。

ロイター
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