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インフレ動向不確かなら利上げ前倒しを=英中銀マン委員

2022年07月07日(木)23時48分

イングランド銀行(英中央銀行、写真)金融政策委員会のキャサリン・マン委員は7日、足元のインフレ高進がいつまで続くのか明確さに欠けるため、各国中銀は利上げを迅速かつ積極的に行うべきと述べた。1月撮影(2022年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 7日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のキャサリン・マン委員は7日、足元のインフレ高進がいつまで続くのか明確さに欠けるため、各国中銀は利上げを迅速かつ積極的に行うべきと述べた。

イベントで「インフレ動向が持続的なのか一時的なのかがはっきりしない場合、政策を前倒しすることが重要だと調査で示されている」とした。

また、英中銀は足元のポンド安が国内の高インフレにどのように影響しているのかを注視すべきと指摘。中銀は通貨をターゲットにすべきではないが、「特にインフレ率が非常に高い足元の環境下で、通貨の役割について認識を深めることが重要だ」とした。

ロイター
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