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北欧航空SAS、米で連邦破産法の適用申請
2022年07月05日(火)15時37分
7月5日、北欧の航空会社SASは、米国で連邦破産法11条の適用を申請したと明らかにした。写真はコペンハーゲン空港で7月4日撮影。提供写真(2022年 ロイター/TT News Agency/Johan Nilsson)
[ストックホルム 5日 ロイター] - 北欧の航空会社SASは5日、米国で連邦破産法11条の適用を申請したと明らかにした。パイロットによるストライキが財務と流動性に影響を及ぼしていると警告している。
今後も顧客へのサービスを継続する方針だが、4日に始まったパイロットのストがフライトスケジュールに影響を及ぼす見通し。
同社は改革を急ぐことが破産法適用申請の目的だと表明。計画の主要部分を実行に移すため、破産法の適用を申請したと説明した。
SASはパイロットとの賃金交渉が4日に決裂。赤字に陥るSASにとっては存続の危機となるほか、夏休みを迎える欧州旅行が混乱する恐れもある。
同社は短期的な事業上の責務を果たすための流動性はあるが、ストが流動性と財務に悪影響を及ぼしており、長期化すれば重大な影響が及ぶ可能性があると表明した。
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