ニュース速報

ビジネス

米FRB理事人事、今月中にバイデン氏が発表=ホワイトハウス

2021年12月08日(水)08時39分

12月7日、米ホワイトハウスは、空席となる米連邦準備理事会(FRB)のポストについて、バイデン大統領が今月中に候補を提示する方針だと明らかにした。写真はワシントンのFRB本部で2018年8月撮影(2021年 ロイター/Chris Wattie)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米ホワイトハウスは7日、空席となる米連邦準備理事会(FRB)のポストについて、バイデン大統領が今月中に候補を提示する方針だと明らかにした。

ホワイトハウスのサキ報道官は「近く候補を決め、今月中に公表したいと引き続き考えている」と述べた。

バイデン大統領は先月、パウエル議長を再任し、来年任期が切れるクラリダ副議長の後任にブレイナード理事を指名すると発表した。

10月まで金融規制担当副議長を務めたクオールズ理事は今月末に退任する予定で、定員7人のFRB理事ポストのうち3つが空席となる。

関係筋が先週ロイターに明らかにしたところによると、金融規制担当副議長の候補としては、米消費者金融保護局(CFPB)の初代局長を務めたリチャード・コードレイ氏の名前が挙がっている。

アナリストの間では、バイデン大統領が進歩派や多様なバックグラウンドを持つ人を選ぶとの見方が多い。現在のFRB理事は全員が白人となっている。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

午前の日経平均は反落、米早期利下げ思惑が後退 前日

ワールド

中国、英に「根拠なき非難」自制求める 対ウクライナ

ビジネス

米バーガーキング、5ドルセット発売 節約志向の顧客

ワールド

UAE、パキスタンの有望経済セクターに100億ドル
MAGAZINE
特集:スマホ・アプリ健康術
特集:スマホ・アプリ健康術
2024年5月28日号(5/21発売)

健康長寿のカギはスマホとスマートウォッチにあり。アプリで食事・運動・体調を管理する方法

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決するとき

  • 2

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレドニアで非常事態が宣言されたか

  • 3

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」...ウクライナのドローンが突っ込む瞬間とみられる劇的映像

  • 4

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 5

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 6

    韓国は「移民国家」に向かうのか?

  • 7

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された─…

  • 8

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 9

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 10

    国公立大学の学費増を家庭に求めるのは筋違い

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    娘が「バイクで連れ去られる」動画を見て、父親は気を失った...家族が語ったハマスによる「拉致」被害

  • 4

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 5

    「隣のあの子」が「未来の王妃」へ...キャサリン妃の…

  • 6

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 7

    SNSで動画が大ヒットした「雨の中でバレエを踊るナイ…

  • 8

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 9

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 10

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレ…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 5

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中