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みずほのATMまた障害、29台が3分間停止 ハードの不具合で
3月3日 みずほ銀行は現金自動預払機(ATM)に再び障害が発生したと発表した。先月28日に起きた不具合とは別の要因で、29台が3分間にわたって使えなくなった。写真はみずほのATM。2017年9月、東京で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 4日 ロイター] - みずほ銀行は3日、現金自動預払機(ATM)に再び障害が発生したと発表した。先月28日に起きた不具合とは別の要因で、29台が3分間にわたって使えなくなった。今回も利用者の通帳やカードが機械に取りこまれた。
みずほ銀によると、障害が起きたのは東京、千葉、大阪などの28拠点29台。午後7時58分から3分間、ATMが使用不能となった。ハードの不具合により、システムセンター間のネットワークが一時期的に途切れたためとしている。詳細については調査中。
ATMはすでに復旧。取り込まれたキャッシュカードなどの返却作業を進めている。
みずほ銀のATMは、定期預金取引のデータ移行作業中にメモリーが不足したことが原因で、2月28日午前から3月1日午後にかけて利用できなくなった。全国に設置するATM約5900台のうち、ピーク時は4318台で不具合が起きた。金融庁は同行に対し、原因や再発防止策などの報告を求める報告徴求命令を出した。
(新田裕貴 編集:久保信博)