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東証がTOPIX算出方法見直し、「プライム」など3市場に再編で

2020年12月25日(金)20時28分

 12月25日 東京証券取引所は市場区分の見直しを受け、TOPIX(東証株価指数)の算出ルールの概要について発表した。写真は2015年3月、東京証券取引所で撮影(2020年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 25日 ロイター] - 東京証券取引所は25日、2022年4月4日の市場区分再編に伴い、TOPIX(東証株価指数)の算出ルール見直しを発表した。新たな市場区分に関係なく、同年4月1日時点の構成銘柄を継続してTOPIXに採用。一方、流通株式時価総額が100億円未満の銘柄は「段階的ウエイト低減銘柄」に指定し、22年10月末から25年1月末まで、四半期ごとに構成比率を徐々に下げる。

段階的ウエイト低減銘柄に指定された場合でも、その後の株価回復状況や売買回転率を踏まえ、再評価を23年10月に実施する。25年1月末までの移行期間における新規上場銘柄については、区分見直し後の最上位市場「プライム市場」に新規上場する銘柄のみをTOPIX構成銘柄とする。

東証は22年4月、現在の第1部、第2部、東証マザーズ、ジャスダックの4つで構成される市場区分を「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3市場に集約する。

体制移行後の定期的な入れ換え方法は、金融審議会の専門家部会が市場関係者の意見を広く聞いた上で決定する。同時に構成比率の上限(キャップ・ルール)も導入し、10%とする。東証の荒井啓祐・情報サービス部長は記者向け説明会で、「海外での指数利用を考えて、国際基準を意識して導入する」と語った。ただ、TOPIX構成銘柄の最大比率を占めるトヨタ自動車でも3%程度にとどまることから、市場全体に与える影響は限定的とみている。

東証は、継続採用となる流通株式時価総額100億円以上の銘柄のTOPIXに対するカバー率を99%以上と試算している。

*内容を追加しました。

(佐古田麻優、水野文也 編集:久保信博)

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