ニュース速報

ビジネス

中国製造業PMI、10月は51.4に小幅低下 市場予想は上回る

2020年11月01日(日)11時00分

10月31日、中国国家統計局が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4で、9月の51.5から若干低下したものの、市場予想(51.3)は上回った。淮安の工場で2019年5月撮影(2020年 ロイター)

[北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4で、9月の51.5から若干低下したものの、市場予想(51.3)は上回った。

PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

中国光大銀行のアナリスト、周茂華氏はノートで、今回の指標は新規輸出受注を中心に10月の貿易統計が引き続き力強い内容になることを示していると指摘。ただ、海外での新型コロナウイルス感染拡大が向こう数カ月にかけて中国の輸出を巡る不透明感を強める可能性があるとした。

全体の新規受注指数は52.8で横ばい。新規輸出受注指数は51.0で、前月の50.8か 上昇した。

一方、比較的規模の小さい企業の苦境は続いている。小規模企業の動向を示すサブ指数は49.4となり、9月の50.1から低下した。

各社はまた、6カ月連続で人員を削減し、削減ペースも加速。雇用サブ指数は9月の49.6から49.3に低下した。

国家統計局の趙慶河氏は「製造業全体は引き続き上向いている」と指摘。一方で小規模企業は需要低迷に直面しているとした。

同氏によると、一部の企業は海外の新型コロナ感染再拡大で輸入原材料を入手するまでの期間が長くなり、輸送コストも上がったことを報告しているという。

同時に発表された10月のサービス部門PMIは56.2で、9月の55.9から上昇し、2013年10月以来の高水準となった。50超えは8カ月連続。公共の場での集まりや移動に対する制限が解除され、消費者需要が押し上げられた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、米国産大豆追加購入の可能性低下も 関税違憲判

ビジネス

トランプ関税違憲判決、米エネ企業のコスト軽減 取引

ワールド

米USTR、新たな301条調査開始へ 主要国の大半

ワールド

トランプ氏、10%の代替関税に署名 最高裁の違憲判
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 2
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官が掲げる「新しいスパイの戦い方」
  • 3
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルーの大スキャンダルを招いた「女王の寵愛」とは
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 6
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    「窓の外を見てください」パイロットも思わず呼びか…
  • 10
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 7
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中