ニュース速報

ビジネス

ドル小幅安、コロナ対策巡る米与野党協議に注目=NY市場

2020年08月05日(水)06時16分

終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅安。全般的に不安定な取引となる中、ショートポジションの巻き戻しの動きが一服した。キエフで6月撮影(2020年 ロイター/VALENTYN OGIRENKO)

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅安。全般的に不安定な取引となる中、ショートポジションの巻き戻しの動きが一服した。引き続き、新型コロナウイルス追加対策を巡る米与野党協議の行方が注目されている。

民主上院トップのシューマー院内総務は「いくつかの問題で依然大きな隔たりがあるものの、ようやく正しい方向に向かっている。現時点で優先事項や規模を巡って折り合いがついていない」と述べた。

ドルは通貨バスケット<=USD>に対し0.16%安。過去2営業日で0.6%値上がりした。

ラボバンクのシニア新興市場FXストラテジスト、ピョートル・マティス氏は「ドルは先月、大幅に下落しており、緩やかな自律反発はあり得るものの、新型コロナの影響などへの懸念が根強いことから、ドルの地合いは引き続き弱い」と述べた。

今週発表される経済指標では、週間の新規失業保険申請件数や7月の雇用統計が注目される。

豪ドル は0.44%高。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は4日、定例理事会を開き、オフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.25%に据え置いた。

ドル/円 NY終値 105.70/105.74

始値 106.11

高値 106.19

安値 105.65

ユーロ/ドル NY終値 1.1800/1.1804

始値 1.1768

高値 1.1803

安値 1.1722

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、プラ・繊維系石化製品の過剰生産能力解消へ会合

ワールド

インド、金融セクター改革を強化 170億ドルの資金

ワールド

全米で約7000便が遅延、管制官の欠勤急増 政府閉

ビジネス

鴻海精密工業、AIコンピューティング関連装置調達で
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大ショック...ネットでは「ラッキーでは?」の声
  • 3
    「平均47秒」ヒトの集中力は過去20年で半減以下になっていた...「脳が壊れた」説に専門家の見解は?
  • 4
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 5
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 6
    楽器演奏が「脳の健康」を保つ...高齢期の記憶力維持…
  • 7
    中国のレアアース輸出規制の発動控え、大慌てになっ…
  • 8
    「死んだゴキブリの上に...」新居に引っ越してきた住…
  • 9
    「宇宙人の乗り物」が太陽系内に...? Xデーは10月2…
  • 10
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 8
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 9
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 10
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中