ニュース速報

ビジネス

NY連銀総裁、物価期待の持続的下振れ警告 「回避可能」とも

2020年01月10日(金)03時36分

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は9日、インフレ期待は持続的に下振れする恐れがあるものの、回避することは可能と述べ、連邦準備理事会(FRB)当局者らが責任を持って政策の目標や指針を明確に示していくことが重要という認識を示した。昨年11月撮影(2020年 ロイター/CARLO ALLEGRI)

[9日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は9日、インフレ期待は持続的に下振れする恐れがあるものの、回避することは可能と述べ、連邦準備理事会(FRB)当局者らが責任を持って政策の目標や指針を明確に示していくことが重要という認識を示した。

イングランド銀行(英中央銀行)主催の会合で講演し、中銀がかつて「好ましくないほど高いインフレ」退治に向き合っていた時代を考えると、現在の状況は真逆だと指摘。金利が景気後退(リセッション)前よりも低い背景には生産性の鈍化や人口動態の変化、安全資産への需要拡大といった要因が重なっていると分析した。

また低金利は景気が悪化した場合、FRBの利下げ能力の妨げになるほか、インフレ期待の下方スパイラルも政策対応の足かせになりかねないとし、「もしインフレ率が今後も目標を下回るようなら、インフレ期待の下方スパイラルは継続する公算が大きい」と警告した。同時に「こうした状況を回避する時間はまだある」と述べ、回避できるという考えを示した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国、銀行の不良債権一括処理プログラムを年末まで延

ビジネス

日経平均は反落、高値警戒感や日中関係悪化で利益確定

ワールド

タイ中銀、経済競争力の低下を警告 デフレ懸念も注視

ビジネス

中国AIサーバー大手エックスフュージョン、IPOに
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    日本も他人事じゃない? デジタル先進国デンマークが「手紙配達」をやめた理由
  • 4
    「見ないで!」お風呂に閉じこもる姉妹...警告を無視…
  • 5
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 6
    「悪夢だ...」バリ島のホテルのトイレで「まさかの事…
  • 7
    若者の17%が就職できない?...中国の最新統計が示し…
  • 8
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 9
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 10
    砂漠化率77%...中国の「最新技術」はモンゴルの遊牧…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 8
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 9
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 10
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中