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オバマ前政権の燃費基準を来年撤回、新規則策定へ=トランプ氏
2019年12月07日(土)07時53分
トランプ米大統領は6日、オバマ前政権が定めた燃費基準を来年にも撤回し、新規則を策定する方針を示した。カリフォルニア州カールスバッドで9月撮影(2019年 ロイター/MIKE BLAKE)
[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、オバマ前政権が定めた燃費基準を来年にも撤回し、新規則を策定する方針を示した。
米政権はここ数カ月、年内の燃費基準の改定案発表を示唆。政権側は経済や安全上の理由により前政権の燃費基準撤回が必要と主張しているが、カリフォルニア州や環境団体などは政権側の主張を否定し、燃料費が数千億ドル以上膨らむとしている。
トランプ大統領は新規則策定が「より安全で手頃な価格の自動車」につながると指摘。現行の規則では「エンジンに追加のコンピューターを搭載する」ことになるとしたが、具体的な根拠には言及しなかった。
政権側は新規則によって車両価格の将来的な上昇が抑えられ、より安全な自動車の購入が促進されることで交通事故死が減少すると想定しているが、昨年発表された資料によると、ここ数年間の交通事故死の増加は自動車を利用した交通の増加が要因とされている。
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