ニュース速報

ビジネス

海外M&Aや5G整備で財政資金活用へ=経済対策で政府筋

2019年11月28日(木)20時32分

 11月28日、政府は、海外の経済下押しリスクや防災対応で、国際協力銀行(JBIC)や国際協力機構(JICA)、日本政策投資銀行を通じて財政資金を活用する方針を固めた。写真は東京ゲームショウに出展したNTTドコモのブース。9月12日、千葉県で撮影(2019年 ロイター /Issei Kato)

[東京 28日 ロイター] - 政府は、海外の経済下押しリスクや防災対応で、国際協力銀行(JBIC)や国際協力機構(JICA)、日本政策投資銀行を通じて財政資金を活用する方針を固めた。日本企業の海外M&Aや第5世代の通信規格「5G」の整備などを想定し、民需主導の経済成長を促したい考え。12月にまとめる新たな経済対策に明記する。

JBICには財政投融資や外為特会貸付を活用。JICA向けは一般会計からの出資金を充てる。無電柱化を含む送配電網整備や都市再開発、5Gインフラ整備などへの資金需要の高まりに政投銀が対応するため、国が、財政融資資金を融通することも併せて盛り込む方向だ。複数の政府筋が明らかにした。

海外環境を巡っては、米中摩擦に伴う通商問題の緊張や英国の欧州連合(EU)離脱に中東・香港情勢なども加わり、なお不透明感が強い。海外リスクの顕在化が国内景気に悪影響を及ぼすのを未然に防ぐため、万全の対応が必要と判断した。

(山口貴也、梅川崇)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

原油先物は1%超上昇、イラン紛争で中東の供給が混乱

ビジネス

中国製造業PMI、2月は52.1に上昇 5年強ぶり

ワールド

米ノースカロライナ州予備選、共和上院はトランプ氏盟

ワールド

アジア各国がLNG調達に奔走、イラン紛争でカタール
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 4
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 5
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 6
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 9
    イランへの直接攻撃は世界を変えた...秩序が崩壊する…
  • 10
    「日本食ブーム」は止まらない...抹茶、日本酒に「あ…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中