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米中の関税撤廃巡る合意、経済見通し改善も=IMF報道官

2019年11月08日(金)04時06分

国際通貨基金(IMF)のライス報道官は7日、米中が関税を段階的に撤廃する合意によってIMFのベースライン経済見通しが上向く可能性があるとの認識を示した。北京で5月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[ワシントン 7日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のライス報道官は7日、米中が関税を段階的に撤廃する合意によってIMFのベースライン経済見通しが上向く可能性があるとの認識を示した。

ライス報道官は定例記者会見で、とりわけ恒久的な合意の下での米中貿易摩擦軽減や関税撤廃に向けた進展を歓迎すると語った。

関税撤廃を巡る合意は「IMFのベースライン見通し改善につながる可能性を秘めている」と述べた。しかし「詳細を待つ必要がある」と慎重な見方も示した。

中国商務省は同日、中国と米国がここ2週間の間に、双方が貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に廃止することで合意したと明らかにした。

ロイター
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