保護主義と高関税はアメリカの「伝統的スタイル」

アメリカの歴史をさかのぼれば、自由貿易を主張した南部と、強固な保護貿易を主張した北部(リンカーン大統領率いる北部が提唱した通商政策は現在のトランプ政権に近い)が関税をめぐって内戦(南北戦争)を行い、北部が勝利したことで、長く保護主義と高関税の時代が続いた。

自由貿易だったのは戦後80年間のみであり、今回のトランプ政権の政策は過激で身勝手ではあるものの、アメリカの伝統的スタイルに戻ったとも言える。この流れが本物だった場合、戦後、世界経済の基軸となっていたアメリカ中心の自由貿易体制が終焉に向かって動き出した可能性も出てくる。

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