自動車産業で急速に進む「コモディティ化」の影響

一方、世界の自動車産業は急速に「コモディティ化」が進んでおり、規模のメリットを追求できなければ競争時代を生き延びるのは難しくなっている。トップを走るトヨタ自動車は販売台数が1100万台を超えており、2位のフォルクスワーゲングループも1000万台に迫る勢いだ。

一方で、ホンダは400万台、日産は340万台と販売数量が著しく低迷しており、トップグループの背中は遠い。

今後、車両のEV化が進めば、コモディティ化に拍車がかかるのは確実であり、両社が単独で上位グループに追い付くことはますます難しくなる。日産に対しては電子機器メーカーである鴻海が買収に意欲を示しており、同社の傘下入りするのかが注目される。一方、ホンダに対しては今後の成長戦略が問われることになる。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます