実は、僕は非常勤講師をやらせてもらっている東京工業大学の学生にもこの精神を一生懸命、根付かせようとしている。初回の授業で「たくさん手を上げてください。例えば僕が何か間違ったと思ったら、すぐ訂正してね。今まであまりやったことないと思うけど、大丈夫!東京農業大学生ならできる!!」と、わざと、大学名を間違えて言うと......それでも中々手が上がらないのだ。
手を上げない学生が手を上げない社会人に育ってしまうのを恐れて、僕は必死に「矯正」に努めるが、結構難しい。それまでの教育で消極性を身に付けているから。だから、教育者のみんなに協力をお願いしたいことがある。
小・中・高の生徒達にしっかり教えよう:
手を上げないと学ぶチャンス、伝えるチャンス、参加するチャンスを失うよ、と。
個人の成長や人生の充実だけではなく、学校、企業や社会全体の改善や発展の機会や動力の損失になってしまうよ、と。
後々、聞けばよかった、言えばよかった、やればよかったと、後悔をしないようにしようよと。あの時手を上げなかったから今わからない。伝わらない。できない......。
そんなお手上げ状態にならないに、手を上げよう! と。