大統領は政府のトップというだけではなく、天皇や国王を持たないアメリカにとっては国の象徴でもある。当然、一般人よりはもちろんのこと、一般の政治家よりもさらにさらに、求められる人格・品格の基準が高い、特別な存在だ。もしも僕が友達のパーティーで使ってしまったら二度と呼ばれなくなるような汚い言葉を、アメリカの象徴とされる人間が使っているのだ。実に困ったもんだ。
でも、子供に質問されることへの準備をしていなかった自分も悪い。だって、これが初めての出来事ではない。これまでもニュースになった大統領の発言を発端に、こんな親子の会話が交わされた家庭もあるだろう。
または、
それに、
どのケースも単語自体の衝撃度はひどいものだが、大統領の主張全体とその裏にある考え方のほうがさらにひどく、説明しづらい。僕が子供にしつけようとしている言葉遣いの面だけでなく、道徳、倫理、マナー、人との接し方においても、完全に僕の期待に反する内容だ。子供に解説する際は、まず表面的な汚い表現から取り掛かる。しかし掘り下げれば下げるほど、裏の醜いものが現れるのだ。
今回もまたそんな展開になりそう。