この問題は16年の大統領選の争点の1つにもなっている。共和党のランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出)は、上院で10時間半にわたるマラソン演説を行って愛国法を時間切れ失効に持ち込んだ。ティーパーティーなどの支持を受けて大統領候補に名乗りを挙げたポール議員は、小さな政府を掲げるリバタリアンで、市民のプライバシー保護が最優先だと主張。

 しかし、プライバシー保護とテロ対策の兼ね合いは難しく、他の候補者たちはアメリカの安全保障を危険にさらすとして、ポール議員の主張を批判している。