これらの3つの問題というのは、こうした「拡張現実(AR)」という新しいエンターテイメントを社会的に受容していくプロセスにほかなりません。現時点では、スマホ画面での運用が中心ですが、すぐ先にはウェアラブル端末を利用した展開が待っています。そこに前進していくためにも、とりあえず「スマホによるポケモンGO」リリースは成功させなくてはならないでしょう。
ここへ来てイギリス「EU離脱」絡みの円安も一段落し、日本への来日観光客の数は依然として記録的なペースで増加しています。このような流れの中でポケモンGOのリリース後は、多くの海外からの旅行者が「ポケモンの本家である日本には色々なポケモンがいるに違いない」という期待感を持ってやってくることが予想されます。
株式会社ポケモンや任天堂など日本側の「ポケモンGO」スタッフは、そうしたインバウンドのプレイヤーに対して「期待を上回るサプライズ」を演出するアイディアを持っているのではないでしょうか。
海外からの利用者が「日本に来て良かった」と思えるようにするためにも、日本でのリリースは成功させなければならないでしょう。その鍵は、「使わない人」にも理解を促し、「拡張現実(AR)」という概念の理解をひろめることでもあると思います。