[北京 25日 ロイター] - 中国政府は、マネーロンダリング(資金洗浄)や違法な資金移動を防止するため、3カ月間の地下銀行取り締まりを実施すると明らかにした。同国では市場が不安定になる中、資金逃避の懸念が強まっている。

中国の法律では、個人が海外に送金できる限度額は年5万ドル。ただ近年、違法送金をするためのチャネルとしての地下銀行が増えている。

公安部の孟慶豊・副部長は、ウェブサイト上の声明で「一部の『グレーな資金』が地下銀行を通じて海外に送金されている。これらは外為管理にとって大きなリスクになるだけでなく、金融・資本市場の秩序を乱し、金融の安全性を脅かすことになる」と述べた。

中国では4月にも同様のキャンペーンが実施され、66の地下銀行が摘発。公安部によると、違法な海外送金額は4300億元(675億ドル)に上った。

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