彼は今、オックスフォード大学総長を務めている。少なくともこの職に就くためには、選挙で選ばれる必要があった。それでも投票できるのはオックスフォード大学卒業生だけ。「エリートのお仲間」による選挙だ。
だから僕は、イギリスが今まさに直面する最重要問題について一般国民が投票で意思表示をすることすらパッテンが認めないのは、あまりにひど過ぎる話だと思った。それはつまり、彼や彼の同類たちは、僕たち国民にとって何が最良なのかは、国民でなく彼らが決めるべきだと考えているということだ。
記事を読んだとき、僕はムカついた。でも思い返せば、僕はパッテン卿が率直に胸の内を明かしたことを称賛すべきだった。まさにイギリス国民は、そんなお高くとまった国民蔑視に、反旗を翻したのだ。