<本誌が入手した最新の衛星画像から、中国が建造中の4隻目の空母「004型」が原子力推進となる可能性が浮上。海軍力の質的転換に向けた動きが現実味を帯びてきた>

本誌が入手した新たな衛星画像により、中国の4隻目となる空母の建造が進んでいることが明らかになった。

newsweekjp20260226102445.png 画面中央の右で建造中なのが原子力空母とみられる船(2月17日、大連) Powered by Vantor. Delivered by SkyFi

防衛アナリストの間では、この艦が原子力空母になるとの見方が強まっている。実現すれば、従来型の動力を採用した先行艦と比べ、航続距離や巡航速度が大幅に向上することになる。

中国はすでに艦艇数で世界最大の海軍を保有しており、主要艦艇の就役ペースは米国のおよそ3倍に達している。

原子力空母が完成すれば、「世界一流の軍隊」を今世紀半ばまでに建設するという習近平国家主席の構想の重要な節目となる。

原子力空母を11隻運用する米国と、シャルル・ド・ゴールを保有するフランスに続き、世界で3カ国目の原子力空母保有国となる可能性がある。

一般に「004型」と呼ばれるこの艦は、遼寧省の大連造船所で建造が進んでいる。最近の画像からは、基本的な船体組み立ての段階から、機関室や原子炉関連設備とみられる部分へと作業が移行している様子がうかがえる。

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原子力空母の特徴