一つとして同じ形の葉はなく、しかも意外性がある。現実の出来事かと思ったら、それが実はノーラの舞台稽古の一部だったり、グスタフの過去の映画の一場面だったりして驚かされる。

複雑な作品だが、監督とキャストの相性は抜群だし、撮影を担当したキャスパー・トゥクセンもトリアー作品の常連で、オスロの街の移り行く光を見事にフィルムに落とし込んでいる。

だからじっくり見てほしい。そして家族の在り方や、どうすれば互いを許せるかに思いをはせてほしい。娘として、父として生きながらも自分らしく生き抜くすべについても。

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SENTIMENTAL VALUE

センチメンタル・バリュー

監督/ヨアキム・トリアー

主演/レナーテ・レインスベ、ステラン・スカルスガルド

日本公開は2月20日

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