パナソニック スイッチギアシステムズでは、2030年までにHEMS対応住宅分電盤の販売数量を、2025年度比で約2倍となる年間10万面まで拡大する目標を掲げる。2027年度にはインテリアの選択肢を広げるブラックカラーの展開も予定。それらすべての住宅分電盤は同社の瀬戸工場(愛知県)において、最先端の生産ラインと技術者による手組みの組み合わせによって製造される。

瀬戸工場での住宅分電盤組み立て風景
瀬戸工場での組み立て風景。「FLEXIID」シリーズなどの住宅分電盤は、熟練の技術者の手で一面ずつ組み立てられていく 写真:西田嘉孝
同じく瀬戸工場での住宅分電盤検査風景
同じく瀬戸工場での検査風景。最新のITも使いつつ、出荷前の最終チェックなど重要な部分は現在も人の手と目で行われる 写真:西田嘉孝

住宅分電盤の国内シェアナンバーワンを誇る同社が、昨年90周年を迎えるにあたり打ち出したスローガンが「電気の安心をずっと。未来への挑戦をもっと」。その存在は地味であるものの、エネルギー制御の司令塔として大きな役割を果たすHEMS対応住宅分電盤が、日本の家庭の脱炭素化を推進する。

【写真】日本の住宅で最初期に使用されていたブレーカー