パキスタン南西部バロチスタン州で1月31日、州都クエッタなどで武装勢力が民間施設を襲撃し約50人が死亡した。州政府高官は1日、治安部隊と武装勢力の40時間にわたる戦闘で武装勢力145人を殺害したと明らかにした。

イラン、アフガニスタンと国境を接する資源豊富な同州では、武装勢力による治安部隊や民間人、インフラへの攻撃が激化していた。

31日、同州各地で⁠銃撃や自爆攻撃があった。パキス‍タン内務省のチョードリー次官は、武装勢力の戦闘員が一般市民になりすまして病院、学校、銀行、市場に‍侵入し無差別に発砲したと‍指摘した。州政府高官は法‍執行官17人と民間人31人が死亡したと述べた。

非合法分離主義組織「バロチ解放軍」が、州内の治安部隊を標的と⁠した同時多発作戦を実施したと発表した。

パキスタン⁠軍は31日、攻撃は‍「インドが支援する武装勢力」によるものだと発表した。インド外務省は1日、これを否定し、パキスタン政府が内政問題から注意をそらそうとしていると非難した。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます