<女性は自身の症状が普通の湿疹ではないように感じ、別の病院を受診すると医師は困惑した表情で「詳細は分からないが湿疹でないことは確か」と告げた>
何年にもわたり原因不明の激しい湿疹に苦しみ続けていた女性が、実はがんだったと知ったのは、症状が始まって数年後のことだった。ずっと「湿疹」と診断されてきた女性だったが、別の病院を訪れると医師は一目見ただけで「湿疹でないことは明らか」と診断。彼女はその時の自身の症状の様子を撮影しており、注意喚起のためにSNSに投稿した。
■【写真】一目見るなり「これは湿疹じゃない...」 医師は精密検査を勧めた...がん患者が公開した「当時の写真」
ミシェル・スミスが最初に異変に気づいたのは2014年のこと。指の側面に正体不明のしこりができ、かゆみを伴う発疹が現れたという。スミスは本誌に対し、発疹は「本当にひどかった」ため、少しでも症状を和らげようとしてあらゆる方法を試したと語る。熱湯に手を浸けたり、硬い物にこすりつけたり......といった具合だ。
病院で検査を受けても、しこりはずっと「湿疹」と診断されていた。そしてさまざまな治療法も試されたが、症状は悪化するばかりだった。原因についても、故郷のペンシルベニア州ピッツバーグからテキサス州に引っ越した環境の変化なのか、使っている石けんなのか、職場で使うラテックス手袋のせいなのか、ずっと不明のままだった。
「手の湿疹が悪化し始めたときは、本当に不安だった」とスミスは話す。「心の中では何かがおかしいと感じていた。他の人の湿疹とは違って見えたから」
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