その場から離れた二人に再び絡みに行く男性

また口論の最中、バーチが男性に「あなた、イスラエル出身なの?」と尋ねる場面も映っている。男性はプエルトリコ出身だと答え、その後も執拗に補償を求め続けた。

夫妻はTMZの取材に対し、次のようにコメントしている。

「土曜日の出来事についてお話ししたいと思います。このような事態に発展したことを非常に遺憾に思っています。私たちがイベントから出たところで、妻のソーラがプロのサイン収集家に声をかけられ、私有地から車まで追いかけられました。ソーラは事態を収拾しようと努めました。彼女はユダヤ人であり、イスラエルに近しい家族もいます。あの場面では単に相手の訛りを真似しようとしただけでした。誤解を招いたことについて、心よりお詫び申し上げます」

やり取りは約4分間にわたり続いたが、最終的にバーチとアドラーはその場を立ち去った。

しかし別の映像には、男性がふたりのあとを追って通りを歩く場面が映っており、再び三者が鉢合わせた様子が確認できる。男性は引き続きふたりに執拗に絡んでいたようだ。

その映像の中でアドラーは男性に対し、なぜ撮影しているのかと尋ね、やめるよう求めている。撮影者は、状況がさらに悪化したときに備えて記録していると説明した。

「ただ放っておいてほしいだけなのに、なぜこんなことするんだ?」とアドラーは訴える。「何も手を出したわけじゃない。そうしたい気持ちはあるが、そうするつもりはない。それは正しい行いじゃないし、この世の中では善良な人間でいなければならないからな」

最終的に、バーチは折れて写真にサインしたという。

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