中国分析を専門とし、ブルーパス・ラボで調査ディレクターを務めるエリック・ハンドマンは、米空軍系のシンクタンク「チャイナ・エアロスペース・スタディーズ・インスティテュート」による3月の報告書の中で次のように述べている。

「少なくとも23カ国が中国製防空レーダーシステムを受け取っているが、その能力と信頼性に関する問題が時折報告されており、これは中国のメーカーがこの分野での競争に苦戦していることを示している可能性がある。主要な受領国にはパキスタン、ベネズエラ、エジプトが含まれる」

今回の米国による攻撃が、中国製レーダーやその他の防衛システムの輸出にどのような影響を及ぼすかは、今後の推移を見守る必要がある。

【関連記事】
衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラでの米軍「斬首作戦」の全貌
「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじゃいる」──トランプの介入口実にデンマーク反発

ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます