I. 前知覚

速い動作が求められている可能性に気づくのが最初のステージになる。たとえば、Red Wings Suck!(レッドウィングスはクズだ!)と書かれたTシャツを着てデトロイトにある大衆酒場に入ったとする。

ご存知の通り、デトロイトはレッドウィングスの本拠地だ。そのTシャツを目に留めたでかくて前歯がないホッケーファンがあなたを威嚇し始める。

ちょっとでも脳味噌があれば、それが現実化していない段階から、攻撃される可能性に気づくだろう。これが前知覚だ。

この段階には、置かれた環境に対する感覚的な認識だけでなく、今体験していることに対する、訓練によって得た、あるいは、直観的な心理プロセスも含まれている。

「前知覚」は、予測不可能な何かが起こったときには存在しないステージだ。たとえば、歩いていたら、顔めがけていきなりレンガが飛んでくるというような......そんな「環境」に置かれるのは、ひどくまれなことであり、予測しようがないことでもある。

II. 知覚スピード

これは、たとえばパンチが実際に顔めがけて飛んできていて、速く動かなければならない事態にあることを認識する段階だ。主に視覚を通して情報が入ってくるが、置かれた環境によっては他の感覚が大きな助けになることがある。

III. 認識スピード