東京大学教授でオープンソース情報分析を専門とする渡邉英徳氏が17日にX(旧ツイッター)上で共有した玉林基地の衛星画像では、基地に残っている空母が「山東」のみであることが確認された。
December 16, satellite image of the Qingdao Combined Support Base in China. We confirmed that the Chinese Navy aircraft carrier "Liaoning," which conducted exercises in waters near Japan in early December, has returned to port.
— 渡邉英徳 wtnv (@hwtnv) December 16, 2025
(35.722840, 119.999133) pic.twitter.com/kZVyfKjf9l
17日は「山東」の就役6周年にあたる。中国軍によれば、「山東」は2019年の就役以降、東アジア周辺海域から活動範囲を広げ、戦闘能力の向上を図ってきた。
中国軍は「過去6年間、『山東』は遠洋にも活動範囲を広げ、戦闘能力を大きく高めてきた。6周年を迎える本艦に祝意を表し、今後の任務での活躍を期待する」と声明を出している。
また、16日に撮影された渝池基地の衛星画像では、「遼寧」が日本南西諸島近海での任務から帰投した様子が確認されている。
「遼寧」「山東」と同様、「福建」が第一列島線(日本、台湾、フィリピンが形成する米国の海洋防衛ライン)の東側海域に展開する初の任務がいつ実施されるかは、依然として不明だ。
第一列島線は、中国軍の太平洋進出を制限するための米国の戦略的境界線とされている。