トランプ米大統領がマリファナ(大麻)の規制基準引き下げにつながる分類変更を盛り込んだ大統領令に18日に署名する見通しであることが分かった。CNNが16日、関係者やホワイトハウス高官の情報として報じた。高官によると、署名時期は変更になる可能性もあるという。また、NBCは関係者4人の情報として、大統領令によって分類変更が迅速に進められる可能性があると報じた。

大麻は現在、ヘロインなど乱用リスクが高く、医療用途に適さないとされる薬物を含む「スケジュールI」に分類されている。ホワイトハウスはロイターのコメント要請にすぐには返答しなかった。

トランプ氏は記者団に15日、大麻の分類変更に関する大統領令を検討していると明らかにした。これを受け、クロノス・グループ、SNDL、オーロラ・カナビス、ティルレイ・ブランズといった大麻関連企業の株価が上昇した。

米厚生省(HHS)はバイデン前政権下に、コデインを含む解熱鎮痛剤「タイレノール」、ケタミンやテストステロンなどを含む「スケジュールIII」に変更するよう勧告していた。麻薬取締局(DEA)は勧告を踏まえ、分類変更について決定する。変更されれば、業界の税負担軽減や資金調達の容易化につながる可能性がある。

米国の一部の地域では、医療もしくは娯楽用途での大麻使用が認められている。



[ロイター]
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