こうした米軍の存在は、権威主義的な社会主義指導者であるニコラス・マドゥロ政権への圧力、あるいは政権転覆を狙ったものとの見方が強まっている。

米当局はマドゥロの身柄情報に対し5,000万ドルの懸賞金を提示しており、他のベネズエラ高官に関する情報にも数千万ドル規模の報奨金を設定している。

米国務省は、マドゥロが「ソレス・カルテル」と呼ばれる麻薬密輸組織を率いており、これには政治・軍・司法の高官が関与していると主張している。

米国は11月下旬、ソレス・カルテルを外国テロ組織に指定。トランプはベネズエラに対する直接的な軍事行動を排除しておらず、先週末にはベネズエラの空域は「全面閉鎖されたものとみなす」と発言して圧力を強めた。

一国が他国の空域を一方的に閉鎖することはできないが、自国の航空会社に飛行を禁じたり、危険情報を出すことで実質的に飛べなくすることは可能だ。ベネズエラの外相はこの発言について「敵対的かつ一方的で恣意的な行為であり、国際法の基本原則に反する」と非難した。


こうしたトランプ政権の動きには共和党議員も反発している。

「常識的にあり得ない」