「NATO本部は、ウクライナ軍に十分な武器弾薬を提供しない限り、ウクライナが高強度の戦闘を長期間にわたって続けるのは無理だいうことを理解している」とSVRは指摘した。

ウクライナ「占領」は西側にとって「こうした問題の解決」策になるだろうと主張した。

一方、ウクライナ国防省は29日朝、侵攻におけるロシア側の1日あたりの死者は2000人を超え、1週間前の記録を塗り替えたと発表した。

ウクライナ国防省はソーシャルメディアのX(旧ツイッター)に、ロシア軍は11月28~29日の間に2030人の兵士を失ったと投稿した。1日で2000人を超える死者が出たとする投稿はこれが初めてだ。

もし29日にウクライナ国防省が発表したデータが正しければ、ロシアが2022年2月にウクライナ侵攻を開始して以降、ロシア側の死者の総計は73万8660人にのぼることになる。

ウクライナはまた、11月のロシア側の死者数は、1カ月あたりの数字としては侵攻開始後では最も多い計4万2250人になったとしている。

ロシアは自国軍の死傷者数を公表していない。死傷者数に関しては、ウクライナのデータも信用できないというのが専門家の見方だ。

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