米デルタ航空は、19日に発生した世界的なシステム障害で欠航などによって生じた損害を巡り、マイクロソフトと米サイバーセキュリティ―企業クラウドストライクに対して補償を求める意向で、法律事務所と契約した。CNBCテレビが29日、報じた。
このサイバーシステム障害で同日は2200便以上が欠航する事態となったデルタ航空は米大手航空会社の中で復旧が最も遅れている。これまでに欠航は6000便余りに上っており、アナリストらは収益への影響が数億ドルに上ると推計している。
クラウドストライクの広報担当は、報道は認識しているが訴訟については知らないとのコメントを発表した。
マイクロソフト、デルタ航空、法律事務所のボイズ・シラー・フレクスナーのコメントは得られていない。
米運輸省は先週、デルタ航空の復旧の遅れを問題視し、同社の調査を開始すると発表した。
[ロイター]

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