米バイオ医薬品会社モデルナは13日、同社が開発する次世代の新型コロナウイルスワクチンについて、承認済みの現行ワクチンと比べて有効性が劣らないことが後期臨床試験で示されたと発表した。
この次世代ワクチンは既に試験の主要目標を達成している。後期試験で12歳以上の1万1000人余りの被験者を対象に試したところ、成人の間で「スパイクバックス」の商標で販売している現行ワクチンよりも優れた有効性を示した。
モデルナはこの改良型ワクチンの保存期間を長くするとともに、冷凍庫ではなく冷蔵庫で保管および出荷できるよう設計しており、特に発展途上国における流通面での大きな障害が緩和される可能性がある。
3月に発表したデータでは、改良型ワクチンは現行ワクチンと比較して、オミクロン変異株の派生型BA.4/BA.5および従来株の両方に対してより高い免疫応答を引き起こしたことが示された。
モデルナは今回の臨床データを学会で発表するとともに、改良型コロナワクチンの次の段階について規制当局と協議する。
[ロイター]

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